土地も偉大な自然の一部です。建物を建てることは、その土地を壊し、何十年か占有する事を意味します。私たちの祖先は、このことを恐れ多い事として、自然を神と崇め、その土地の神様(大地主神) を招いて、その儀式を厳粛に執り行ってきました。これが地鎮祭です。

◆地鎮祭の体裁
祭場は本来、敷地内全体を使用するものです。
しかし現在は、そのほぼ中央に忌竹四本を立て、注連縄をして祭場とし、そこに祭壇を設けます。
神籬(ひもろぎ)の処と鍬入れの処にきれいな砂を盛り、お供えもの、蝋燭(燭台)、鍬入れ用の鎌、鋤、鍬などを準備します。
祭壇の案(机)を設置し、三宝を用意します。
案の下には菰(ござ)を敷きます。
◆地鎮祭に続くお祭り
■上棟祭 棟上げのお祭り。
棟木は家を守る大切なもの、家を護る神の宿る処としてこれを上げる時祭る。
棟梁が主祭するを常とする。
■竣工祭 地鎮祭に祈願したとおり建築が完了したことを報告し、あわせて新しい建物における業務や生活の守護を祈る祭。
主に公共の建築、企業の工事などで行う。
■移徒祭
■鎮火祭
住宅の建築がおわったとき、まず神棚に天照大神、氏神さまをお迎えし、そのもとに人間が住む形になる。
家が出来上がったことを報告しつつ、神様をお迎えし、あわせて入火式と鎮火祭をする。
■解屋祭 家を壊す前に、お迎えしてあった神様に感謝しつつ、お送りするお祭り。